「高級チョコレートといえばゴディバ」——そんなイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。バレンタインやホワイトデー、ちょっとした手土産にゴディバを選べば間違いない、という安心感があります。
でも、ゴディバはなぜここまで有名なのでしょうか?「ベルギー王室御用達」という称号の本当の意味は?そして、数ある商品の中でどれが人気で、どう選べばいいのでしょうか?
この記事では、ゴディバの歴史やブランドの魅力から、人気商品10選、予算別のおすすめ、さらにはコストコやアウトレットでお得に買う方法まで、ゴディバのすべてを徹底解説します。
ゴディバとは?【1926年ベルギー創業の老舗】
ゴディバ(GODIVA)は、1926年にベルギーの首都ブリュッセルで創業した高級チョコレートブランドです。2026年には創業100周年を迎える、名実ともに老舗中の老舗です。

ブランド名「ゴディバ」の由来
「ゴディバ」という名前は、11世紀のイギリスに実在したレディ・ゴディバ(ゴダイヴァ伯爵夫人)に由来します。
レディ・ゴディバは、夫である領主が領民に重税を課そうとした際、それを止めるよう懇願しました。夫は「お前が裸で馬に乗って街を一周できるなら、税を軽くしてやろう」と無理難題を突きつけます。しかし彼女は、領民を救うために本当にそれを実行したのです。
この勇気と深い愛に感銘を受けた創業者のジョセフ・ドラップスと妻ガブリエルは、自らのブランドに「ゴディバ」の名を冠しました。ゴディバのシンボルマークである馬に乗った女性の姿は、まさにレディ・ゴディバを表しています。
創業の歴史
ゴディバの歴史は、マスターショコラティエだったドラップス氏が、ブリュッセルの自宅地下室でチョコレートを作り始めたことから始まります。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1926年 | ドラップス一家がブリュッセルで創業 |
| 1945年 | 「ゴディバ」と改名、レオポルド2世通りに1号店オープン |
| 1946年 | 初代ショコラティエ・ピエール・ドラップスが初のトリュフを考案 |
| 1948年 | ブリュッセルの中心地・グランプラスに旗艦店オープン |
| 1968年 | ベルギー王室御用達ブランドに認定 |
| 1972年 | ニューヨークと日本に進出(アジア初) |
1972年の日本進出は、アジアで最も早い展開でした。日本人のチョコレート文化に対する理解と市場の可能性を、ゴディバはいち早く見出していたのです。
現在、ゴディバはトルコのユルドゥズ・ホールディング傘下となり、本社はアメリカ・ニューヨーク州に置かれています。ベルギーの小さな自宅工房から始まったブランドは、今や世界中で愛される存在となりました。
ベルギー王室御用達とは?【半世紀以上の栄誉】
「ベルギー王室御用達」——この称号は、ゴディバの品質を語る上で欠かせないポイントです。
認定の厳格さ
ゴディバがベルギー王室御用達ブランドに認定されたのは、1968年12月20日のことです。しかし、この称号は一度取得すれば永久に保持できるものではありません。
認可団体である「アソシエーション・オブ・ザ・ベルジアン・ワラント・ホルダーズ」によって、5年ごとに再審査が行われます。つまり、常に高い品質を維持し続けなければ、この栄誉を失ってしまうのです。
ゴディバは、半世紀以上にわたってこの厳しい審査をクリアし続けています。これは単なる称号ではなく、品質保証の証といえるでしょう。
他のベルギー王室御用達ブランドとの比較
| ブランド | 創業年 | 特徴 |
|---|---|---|
| ゴディバ | 1926年 | トリュフ・プラリネの王道、世界的知名度 |
| ノイハウス | 1857年 | プラリネの発明者、歴史最古 |
| ヴィタメール | 1910年 | ケーキも有名、繊細な味わい |
| レオニダス | 1913年 | 王室御用達の中ではコスパ重視 |
これらのブランドはそれぞれ異なる魅力を持っていますが、世界的な知名度とギフト需要の高さでは、ゴディバが頭一つ抜けています。
ゴディバのチョコレート5つのカテゴリ
ゴディバのチョコレートを選ぶ前に、まず知っておきたいのが5つのカテゴリです。それぞれの特徴を理解すれば、自分や贈る相手の好みに合った商品を選びやすくなります。

プラリネ(Praline)
プラリネは、ヘーゼルナッツやアーモンドをすりつぶしてペースト状にし、カカオバターを加えたものです。
ゴディバのプラリネは主にヘーゼルナッツを使用しており、柔らかく滑らかな食感が特徴です。口の中の温度でカカオバターがとろけ、ナッツの香ばしさとチョコレートの甘さが絶妙に調和します。
トリュフ(Truffle)
トリュフという名前は、高級食材の黒トリュフに形が似ていることから付けられました。
ゴディバのトリュフは、1946年に初代ショコラティエ・ピエール・ドラップスが考案しました。型に流し込んだチョコレートにガナッシュを詰め、さらに液状のチョコレートで薄く覆い、ココアパウダーやチョコレートシェービングでコーティングして仕上げます。
外はしっかり、中はとろりという二重の食感が楽しめるのが魅力です。
ガナッシュ(Ganache)
ガナッシュは、チョコレートと生クリームを混ぜ合わせた滑らかなクリームです。口どけの良さが最大の特徴で、舌の上でスッと溶けていく感覚は格別です。
カレ(Carré)
カレは、フランス語で「四角」を意味します。薄いスクエアタイプの一口チョコレートで、プラリネやガナッシュのような中身が入っていないプレーンなタイプです。カカオ本来の風味をシンプルに楽しみたい方におすすめです。
キャラメル(Caramel)
キャラメルを使用したチョコレートは、甘さとほろ苦さのバランスが特徴です。キャラメルのコクとチョコレートの風味が重なり合い、濃厚な味わいを楽しめます。
ゴディバの人気チョコレート10選
ゴディバには数多くの商品がありますが、ここでは特に人気の高い10商品を厳選してご紹介します。
1. ゴールドコレクション【定番中の定番】
ゴールドコレクションは、ゴディバを代表するギフトの定番です。香ばしいプラリネや口どけまろやかなガナッシュなど、ゴディバの人気チョコレートが詰め合わせになった豪華ボックス。7粒入りから35粒入りまで5種類のサイズが用意されており、予算に合わせて選べます。
迷ったらこれという安心の選択肢です。
2. レジェンデール トリュフ【トリュフの傑作】
レジェンデール トリュフは、ゴディバのトリュフの傑作6種類を詰め合わせた商品です。中には、1946年に誕生したゴディバ初のトリュフも含まれています。約80年の歴史を一箱で味わえる、特別感のある商品です。
3. マスターピース シェアリングパック【コスパ最強】
マスターピース シェアリングパックは、個包装で食べやすく、配りやすいのが魅力です。45粒入りで約1,500円(コストコ価格)という驚きのコストパフォーマンス。1粒あたり約33円で、ゴディバの味を楽しめます。自分用のご褒美にもおすすめです。
4. ナポリタン 4種アソート【大人数向け】
ナポリタンは、ミルク・ダーク・ヘーゼルナッツ・ピスタチオの4種類のチョコレートがカラフルな包みに入った商品です。個包装なので配りやすく、華やかな見た目も喜ばれます。
5. カレ アソートメント【シンプル派に】
カレ アソートメントは、カカオ本来の風味を楽しみたい方におすすめです。72%のダークチョコレートは、華やかに広がる香りと奥深い苦み、リッチでなめらかな味わいが楽しめます。チョコレート通の方へのギフトにも喜ばれます。
6. ハート オブ ゴールド コレクション【特別な日に】
ハート オブ ゴールド コレクションは、伝統と革新の調和をテーマにした特別なコレクションです。特別な記念日やお祝いに贈りたい一品です。
7. 季節のトリュフ【期間限定】
季節のトリュフは、芋・栗・かぼちゃなど、その季節ならではのフレーバーを楽しめる期間限定商品です。季節感のあるギフトを贈りたいときに最適です。
8. トリュフ ベルジュ【新商品】
トリュフ ベルジュは、ベルギーの伝統的な焼き菓子「スペキュロス」をイメージした新しいトリュフです。ベルギーの食文化を感じられる一粒です。
9. トリュフ ニッポン【日本限定】
トリュフ ニッポンは、1972年のゴディバ日本初出店を記念して誕生した、メモリアルな一粒です。日本限定の価値があります。
10. ショコリキサー【ドリンク】
ショコリキサーは、「飲むゴディバ」として知られる人気ドリンクです。店舗限定で販売されており、濃厚なチョコレートの風味を冷たいドリンクで楽しめます。
予算別おすすめガイド

ゴディバは「高級チョコ」というイメージがありますが、実は予算に合わせて選べる商品が豊富です。
| 予算 | おすすめ商品 | 粒数 | 用途 |
|---|---|---|---|
| 〜1,000円 | カレ 4枚入り | 4枚 | ちょっとしたお礼、プチギフト |
| 1,000〜3,000円 | ゴールドコレクション 7粒入り | 7粒 | 友人・同僚へのギフト |
| 1,000〜3,000円 | レジェンデール トリュフ 6粒入り | 6粒 | 上品なプレゼント |
| 3,000〜5,000円 | ゴールドコレクション 12〜20粒入り | 12〜20粒 | 本命・上司・取引先へ |
| 5,000円以上 | ゴールドコレクション 35粒入り | 35粒 | 特別なギフト、お祝い |
選び方のポイント
- 1粒200〜300円を目安に予算を組む
- 渡す相手の人数で粒数を調整
- ギフトなら賞味期限に余裕を持って購入
- 相手の好み(ダーク派かミルク派か)を把握
- 迷ったらゴールドボックスが安心
ゴディバをお得に買う方法【コストコ・アウトレット】
「ゴディバは高い」というイメージがありますが、購入場所を選べばかなりお得に手に入れることができます。
コストコで買う
コストコでは、ゴディバ製品が驚きの価格で販売されています。
| 商品 | コストコ価格 | 1粒あたり |
|---|---|---|
| ナポリタン | 約1,878〜2,098円 | 約40円 |
| マスターピース 45粒 | 約1,500円 | 約33円 |
なぜコストコのゴディバは安いのか?
現在、ゴディバの親会社はトルコのウルケル社です。トルコ国内での製造を進めることでコスト削減を実現しています。また、コストコは会員制の卸売型小売店として大量仕入れ・大量販売を行うため、特別な価格設定が可能になっています。品質は正規品と同じなので、自分用や大量配布には最適な選択肢です。
アウトレットで買う
ゴディバのアウトレット店舗では、定価の20〜80%OFFで購入できることがあります。
アウトレットが安い理由
- シーズン終了品(バレンタイン後の残り物など)
- 賞味期限が近い商品
- 季節外れのパッケージデザイン
品質自体は正規品と変わりませんが、ギフト用には不向きな場合があります。自分用や家族で楽しむ分には十分です。
福袋情報:ゴディバの福袋は年3回販売されます(お正月、夏、ブラックフライデー)。定価の半額以下になることもあり、大変お得です。
公式オンラインショップで買う
定価販売ですが、新商品や限定品が確実に手に入るのが公式ショップの強みです。ギフト包装にも対応しており、大切な人への贈り物には安心感があります。
楽天・Amazonで買う
セール時やポイント還元を活用すれば、お得に購入できます。ただし、並行輸入品には注意が必要です。正規品かどうか、販売元をよく確認してから購入しましょう。
シーン別おすすめの選び方
最後に、ギフトシーン別のおすすめ商品をまとめました。
| シーン | おすすめ商品 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| バレンタイン | ゴールドコレクション | 華やかな見た目と定番感、失敗しない |
| ホワイトデー | レジェンデール トリュフ | 上品で特別感があり、お返しにぴったり |
| 手土産 | ナポリタン | 個包装で配りやすく、大人数にも対応 |
| お祝い | ハート オブ ゴールド | 高級感があり、特別な日にふさわしい |
| 自分用 | マスターピース | コスパが良く、気軽に楽しめる |
よくある質問(FAQ)
Q1: ゴディバとリンツ、どちらが人気?
A: どちらも人気ブランドですが、用途が異なります。ゴディバはギフト向け、リンツは自分用・日常使いで人気です。ゴディバは高級感のあるパッケージでギフトに最適、リンツのリンドールは手頃な価格で日常的に楽しめます。
Q2: コストコのゴディバは本物?
A: 正規品です。製造拠点がトルコに移行したことでコストダウンが実現しており、品質は公式ショップと同等です。ただし、パッケージがコストコ向けの大容量タイプになっている場合があります。
Q3: ゴディバの賞味期限はどのくらい?
A: 製品により異なりますが、通常2〜6ヶ月程度です。ギフトとして贈る場合は、賞味期限に余裕のあるものを選びましょう。アウトレット品は賞味期限が近いことがあるので注意が必要です。
Q4: ゴディバは子供でも食べられる?
A: 基本的には食べられますが、高カカオ商品(72%以上など)にはカフェインが含まれているため、小さなお子様には注意が必要です。ミルクチョコレートやホワイトチョコレートがおすすめです。
まとめ|ゴディバで失敗しないチョコ選び
ゴディバは、1926年にベルギー・ブリュッセルで創業した老舗高級チョコレートブランドです。ベルギー王室御用達の称号を半世紀以上保持し続けており、その品質は世界中で認められています。

押さえておきたいポイント
- 定番商品: ゴールドコレクション、レジェンデール トリュフ、ナポリタン
- 予算: 1粒200〜300円を目安に粒数を選ぶ
- お得に買う: コストコ、アウトレット、福袋を活用
- ギフト: 公式ショップ・百貨店なら安心
「高級チョコ=ゴディバ」という認知度の高さは、100年近い歴史と品質へのこだわりに裏打ちされています。大切な人への贈り物に、自分へのご褒美に、ゴディバのチョコレートを選んでみてはいかがでしょうか。
参考リンク
この記事は2025年12月時点の情報に基づいています。商品の価格・内容は変更される場合があります。
執筆者: 佐藤 真理子(チョコレートライター)
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