7月7日といえば、多くの人が「七夕」を思い浮かべるでしょう。しかし実はこの日、世界的には「ワールドチョコレートデー(World Chocolate Day)」でもあることをご存じでしょうか。

真夏に近づくこの時期に、あえてチョコレートを楽しむ――暑くて敬遠されがちな夏だからこそ、チョコレートの魅力を再発見する日として、近年注目を集めている記念日です。

この記事では、ワールドチョコレートデーの由来や意味から、夏にチョコを楽しむトレンド、9月の記念日との違い、そして楽しみ方まで、七夕と重なるチョコレートの日を紹介します。

7月7日「ワールドチョコレートデー」とは

まずは、この記念日がどんな日なのかを見ていきましょう。

2009年に制定された記念日

ワールドチョコレートデーは、2009年に制定されたとされる、比較的新しい記念日です。「World Chocolate Day」の名の通り、世界中でチョコレートを楽しみ、その歴史と文化を称える日とされています。海外では、この日にチョコレートにまつわるイベントやセールが行われることもあります。

チョコレートがヨーロッパに伝わった日にちなむ

7月7日という日付は、チョコレート(カカオ)がヨーロッパに伝わったことにちなむとされています。かつて中南米で「神の食べ物」「薬」として飲まれていたカカオは、大航海時代にスペイン人によってヨーロッパへと持ち込まれました。そこで砂糖と出会い、甘い飲み物として貴族の間に広まっていったのです。この歴史的な出来事を記念する意味が、7月7日に込められているといわれています。カカオがたどった道のりはチョコレートの歴史スペインのチョコレートで詳しく紹介しています。

A bright summer scene celebrating chocolate on July 7, assorted chocolates with summer decorations a

夏にチョコを楽しむ新しいトレンド

ワールドチョコレートデーが面白いのは、「夏にチョコレートを楽しむ」というテーマを持っている点です。

チョコレートは溶けやすいため、夏はどうしても敬遠されがち。しかし近年は、冷やして楽しむチョコレートや、ひんやりとしたチョコスイーツなど、夏ならではの味わい方が広がっています。ワールドチョコレートデーは、そんな「夏チョコ」を楽しむきっかけにぴったりの日。暑い季節に、あえてチョコレートの魅力を再発見する――そんな新しいトレンドを象徴する記念日といえます。夏の楽しみ方は冷やして食べるチョコレートも参考にしてください。

9月の「国際チョコレートの日」との違い

チョコレートの記念日には、7月7日のほかにも、9月13日の「国際チョコレートの日」があります。混同しやすいので、違いを整理しておきましょう。

記念日 日付 由来
ワールドチョコレートデー 7月7日 チョコがヨーロッパへ伝わったことにちなむ
国際チョコレートの日 9月13日 チョコ王ハーシーの誕生日にちなむ

7月7日はチョコレートの「歴史や伝来」を、9月13日は「チョコレートを広めた人物」を記念する日、と考えると分かりやすいでしょう。詳しくは9月13日の国際チョコレートの日もあわせてご覧ください。どちらも、チョコレートの奥深い背景を知るよいきっかけになります。

A calendar highlighting chocolate anniversary days with assorted chocolates arranged around it, chee

ワールドチョコレートデーの楽しみ方

せっかくの記念日、7月7日はいつもよりちょっと意識してチョコレートを楽しんでみましょう。

七夕と重なる日なので、星形のチョコレートやきらめくデコレーションで、七夕気分とチョコを一緒に楽しむのも素敵です。暑い日には、冷やしたチョコレートやチョコアイスで涼を取りながら味わうのもおすすめ。普段は選ばない産地にこだわった一枚や、少し高級なチョコを手に取って、その歴史に思いを馳せるのも記念日ならではの過ごし方です。

筆者もこの日を知ってからは、7月7日にあえてお気に入りのチョコレートを用意して、七夕の夜にゆっくり味わうのが楽しみになりました。夏でもチョコレートは美味しく楽しめるもの。記念日をきっかけに、季節を問わずチョコの魅力を再発見できるのが、ワールドチョコレートデーの良さだと感じています。

一年にこんなにある!チョコレートの記念日

ワールドチョコレートデーをきっかけに、ほかのチョコレートの記念日にも目を向けてみましょう。実は一年を通じて、チョコレートにまつわる日はたくさんあります。

最も有名なのは2月14日のバレンタインデー。日本ではチョコを贈る一大イベントとして定着しています。2月19日は「チョコミントの日」、7月7日が今回のワールドチョコレートデー、そして9月13日が「国際チョコレートの日」です。さらに、11月11日には細長いチョコ菓子が「1111」に見えることにちなんだポッキー&プリッツの日もあります。

こうして並べてみると、チョコレートが季節を問わず、さまざまな形で私たちの暮らしに寄り添っていることがよく分かります。それぞれの記念日には由来や物語があり、知っておくと、いつものチョコレートがちょっと特別に感じられます。記念日をめぐるだけでも、チョコレートの奥深い世界を旅するような楽しさがあります。

夏こそチョコを楽しみたい理由

「チョコレートは冬のもの」というイメージがあるかもしれませんが、夏にこそチョコを楽しむ理由があります。

暑さで食欲が落ちがちな夏でも、チョコレートに含まれる糖分は、手軽なエネルギー補給になります。ひんやり冷やしたチョコや、チョコアイスなら、暑い日でもさっぱりと楽しめます。近年は、夏向けに溶けにくく作られた商品や、清涼感のあるミントチョコなど、夏ならではのチョコレートも充実。ワールドチョコレートデーは、そんな「夏チョコ」の魅力に気づかせてくれる日でもあります。暑いからと敬遠せず、季節に合った楽しみ方を見つければ、一年中チョコレートを味わえます。

よくある質問(FAQ)

Q. ワールドチョコレートデーはいつですか?

7月7日です。2009年に制定されたとされる、世界中でチョコレートを楽しみ、その歴史と文化を称える記念日で、七夕と同じ日付にあたります。

Q. なぜ7月7日なのですか?

チョコレート(カカオ)がヨーロッパに伝わったことにちなむとされています。中南米で飲まれていたカカオが、大航海時代にヨーロッパへ渡り、甘い飲み物として広まった歴史を記念する意味が込められています。

Q. 9月13日の記念日とは何が違うのですか?

7月7日のワールドチョコレートデーはチョコの「伝来・歴史」を、9月13日の国際チョコレートの日は「チョコ王ハーシーの誕生日」を記念する日です。由来が異なる、別々の記念日です。

Q. 夏なのにチョコレートの日なのはなぜですか?

暑くてチョコが敬遠されがちな夏だからこそ、あえてチョコの魅力を楽しもう、という意味合いがあります。近年は冷やして楽しむ夏チョコのトレンドとも重なり、注目されています。

Q. ワールドチョコレートデーには何をすればいいですか?

決まった過ごし方はありませんが、七夕と重なるので星形チョコを楽しんだり、冷やしたチョコで涼を取ったり、少し特別な一枚を味わったりするのがおすすめです。

まとめ

7月7日「ワールドチョコレートデー」は、2009年に制定された、世界中でチョコレートを楽しむ記念日です。チョコレートがヨーロッパへ伝わった歴史にちなむとされ、その奥深い背景を感じられる日となっています。

七夕と重なるこの日は、暑い夏にあえてチョコレートを楽しむ、新しいトレンドを象徴する記念日でもあります。冷やして味わったり、星形チョコで七夕気分を盛り上げたりと、夏ならではの楽しみ方が広がります。

今年の7月7日は、七夕の願い事とともに、お気に入りのチョコレートで、甘く特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。